第80回 皐月賞予想!過去5年実績とおもひで。
またまたお久しぶりになってしまいました。えーすけです。
コロナの影響で時間を割けずブログ更新は滞りがちですが私は元気です。
記事を書くのは『弥生賞』以来ですが、馬券は毎週買っています。
成績はぼちぼち。何とか勝ち越せています。
先週の桜花賞はデアリングタクトが本命でした。大分強い内容でしたので早くも2冠を確実視する見方もあるようですが、私的にはオークスの本命候補は別にいるんです。
結構自信あるんで、楽しみにしています。
皐月賞といえば、私の最も思い出に残っているのはナリタタイシンが勝った年のレースです。そう、あれは1993年でしたね。
(確かこのブログを始めた時に好きな馬はオグリキャップ、トウカイテイオーとナリタタイシンって書いた気が、、、)
前評判では、ウイニングチケット、ビワハヤヒデの一騎打ちムード。
ナリタタイシンは離れた3番人気でした。前哨戦となる弥生賞でウイニングチケットに完敗していましたので、その評価も頷けるところ。
私は確か馬券は買っていませんでしたが、武豊がとにかく大好きでしたので、漠然とナリタタイシンを応援していたような気がします。
当時の武豊は天才の名を欲しいままにしており、今のルメールと川田を足した感じ。
しかも前週ベガで桜花賞を制しており、乗りにのっていました。
レースは最後の直線までナリタタイシンの姿は確認できず(笑)、ビワハヤヒデが早め抜け出し、ウイニングチケットがそれを追いかける映像でした。柴田政のアップ!
ビワハヤヒデがウイニングを競り落とし、ビワハヤヒデが勝った!と誰もが思った瞬間テレビ画面の端の方からオレンジ帽の武豊が必死に迫ってくる!
一瞬にしてゴール前交わし切り、見事1着でゴールイン!!!
当時の私は興奮MAX!!! 一気に虜になりました。
いや~、今思い出しても燃えますね。否、萌えますよ(笑)
武豊の勝ったレースで好きなレースの5本の指には入ります。
でも、私のナリタタイシンとの思い出はこの皐月賞だけではないんです。
その翌年の目黒記念で決定的なものになりました。
当時私は府中競馬場に一人で遊びに行ってました。
好きなナリタタイシンが出るから行った・・・訳ではなく、ほぼ毎週のように通っていました(笑)蕎麦屋のおじさん、おばさんに可愛がってもらったなぁ。。。(遠目)
ナリタタイシンは前年、菊花賞で17着に敗れ、しかも肺出血で大敗でしたので目黒記念では、GⅠ馬ながら、2番人気で単勝オッズは5.5倍。ちなみに1番人気はステージチャンプ(ナツイ!!)で1.8倍。
私は新聞の情報から確か、ステージチャンプから、ダンシングサーパス、シャコーグレイド(この辺りもナツイ!!!)などに流した気が。
ナリタタイシンは大好きでしたが、流石に難しいだろうなという感じで、消した思い出があります。皆さんも分かりません?好きすぎて、逆に買えない感じ。わかんないか(笑)
強烈に覚えているのは人が多すぎて近寄らなかったパドック。
人馬ともにファンなんで、ミーハーな気持ちでチラッと遠目から覗いたら、一頭、光って見えたんです。いや、ほんと!、思い出補正もかかっているとは思いますが、馬体がピカッと光って見えたのが脳裏に焼き付いています。
それで馬番を確認したら、それがナリタタイシンでした。
「うわ~どうしようかな~」と悩みましたが、それでも当時の私は自分の予想を信じ、というよりも残金が少なすぎて、超ドキドキしながらも買い足すことはしませんでした。
レースは少しでも近く見ようと、ゴール前に陣取り声援を送っていました。
ステージチャンプ本命の私ですから、直線チャンプを目で追っていましたが伸びず代わりにシャンソニエール(田面木騎手これもナツイ!!!!)が抜け出しました。
あ~あ外れたーと思った瞬間、皐月賞の時にように突然ナリタタイシンが目に入りました。大外一気の追い込み!!!
目の前を一瞬で過ぎ去り、ナリタタイシンが見事1着でゴールイン!!!
馬券はハズレましたが、さらにこの馬のファンになったのは言うまでもありません。
通称、オケラ街道を一人歩きながら、あの光った馬体と目の前を一瞬で駆け抜けた末脚に痺れながら帰ったのを記憶しています。。。
先日、そのナリタタイシンが死んだとネットニュースに上がりました。
30歳で旅立ったということで、大往生ですね。うん。本当に良い思い出をありがとう! 一生大好きな馬です。ご冥福をお祈りします(涙)
話しが思いっきり脱線しましたが(笑)牡馬クラシック第一弾となる皐月賞の過去5年実績です。
■枠順による有利・不利
パッと見、4枠7番つよッ!!!2016年以外、全て馬券になっているとは。
最内、大外は厳しいという評価ではありますが、大外ではディーマジェスティが買っていますし、この表にはありませんが、イスラボニータが6年前に1枠2番で勝っています。
枠的な有利不利は結論から言うと、滅茶苦茶あると思います。
上記の様に例外は勿論ありますが、有利か不利かといったらそれはもう間違いなくあります。過去のレースを10年分見ましたが、やはりコースの形態上1コーナーまでに良いポジションを取ろうと、殺到しますからね。
内枠で、仮にスタートが悪かった場合、思い切って後ろに下げるか、中団までに控えて馬群を割ってくる必要がありますが、後者の場合は先に行った馬が下がってきた際に壁となりそのまま致命的な差となってしまう場合があるからです。
どのレースでもその傾向で間違いないですが、中山2千、GⅠ、若駒などの理由によりその傾向が強まります。
よって、枠順が出てからではないと予想はできませんが、1枠、8枠は他のレースよりもマイナス材料と認識しておきます。
■血統背景
勝ち馬はディープ2勝、キンカメ・オルフェ・カナロアがそれぞれ1勝づつ。
今回人気するサリオス・マイラプソディの父である、ハーツクライ産駒は勝ち馬どころか、馬券になった馬はいません。
最高がワンアンドオンリーの4着。オークス・ダービーには勝ち馬を輩出してますのでこれは傾向としてあるんでしょう。
理由としては、やはりハーツクライ産駒は本来、晩成型であること。トニービンの血が強く、府中の様な広いコースの方が力をより出しやすいなどでしょうか。
2歳GⅠのホープフルステークスでタイムフライヤーが勝ちましたが、皐月賞では結果が出なかったのもヒントになりそうです。
パワー型のハーツ産駒だと、年末の荒れた馬場なら活躍の目はありますが、パンパンの時計勝負となると厳しいということだと思います。
この傾向はサリオスではなく、マイラプソディに当てはまると思っており、週末の天気次第ではありますが、マイラプソディはバッサリ消してよいと思います。
時計の掛かる馬場でなら出番はあると思いますが、今の中山なら厳しいでしょうね。
さて、問題はサリオス。サウジアラビア、朝日杯と時計的にも優秀であり、これまでのハーツ産駒とは一味違うようにも思います。
唯一不安なのは540キロもある馬体で中山2千をこなせるか。最内、大外なら相当な割引が必要です。
余談が多すぎたので、今回はここら辺にしたいと思います。
次回は枠順確定後にアップしますので、よろしくお願いします。
ではまた。