第60回 京成杯 予想!
最近、すこぶる馬券の調子が悪いえーすけです。
ここらで悪い流れを変えるためにも、是が非でも的中させたいところです。
仕事がなかなか忙しく競馬のデータ取りに時間を割けなくて困っていますが、何とかまとまりましたので、平場のレースでも推奨馬を今後は挙げられるかなと思っています。
では、早速京成杯の考察にはいっていきます。
まず過去3年の京成杯成績です。
これまで過去5年の成績を載せていましたが、今回は3年にしました。忙しくてさぼった訳ではございません。遡ってもほぼ傾向は変わりませんでしたので、割愛した感じです。
まず京成杯はクラシック第一弾の皐月賞と同舞台であるにも関わらず、その関連性はそこまで高くありません。
京成杯の勝ち馬でその後クラシックを勝利した馬は2010年のエイシンフラッシュまで遡ります。(エイシンフラッシュはこの後、皐月賞3着、ダービー1着)
その後は一昨年の京成杯馬、ジェネラーレウーノが皐月賞を3着となっています。
やはりこの時期の中山芝2000mはタフですから、クラシックを目指す馬達には基本的に敬遠されがちです。
しかも、京成杯と同条件である、ホープフルSがGⅠに昇格したことにより、益々その傾向は高まるとは思います。
さて、前置きはこの辺りまでにして、詳細をみていきます。
■前走
昨年、ラストドラフトが新馬戦勝ちから、このレースに挑み勝利しました。
しかし、新馬戦勝ちをした馬が過去このレースを制したのは同馬だけであり、そこらへんが想定1番人気のスカイグルーヴを疑問視する理由の一つにもなっているようです。
葉牡丹賞連対馬が17・18年と2年連続(コマノインパルス、ジェネラーレウーノ)同レースを制しているように、この舞台を経験しているのは大きなプラス材料となることは間違いありません。(昨年も葉牡丹賞2着のランフォザローゼスが2着)
しかし、今年は葉牡丹賞組が1頭も出走していません。
その代わりエリカ賞組(阪神芝2000m)が3頭も出走してきており、特に勝利したヒュッゲには注目です。
エリカ賞勝ち馬は15年のベルーフが京成杯を制しているように、ゴール前に急坂がある阪神芝2000mの特別戦を勝っていることは素直に評価していいと思います。
■人気別
1番人気の馬が17・18年と2連覇。昨年は馬券外でしたが4着と健闘しているように、信頼度は高めといったところ。
しかし、新馬・未勝利戦を勝ち上がった馬が人気薄で馬券内に入ることも多くあるので、3連系の馬券を買う方は5番人気以下(2桁人気の馬は消し)の1勝馬を狙ってみる価値があります。
今年は①クリスタルブラック、⑤キングオブドラゴン、⑪ヴィアメントのいずれかが候補です。
■血統
この時期の中山芝2000mらしく、ディープインパクト産駒は過去3年勝ち馬がいません。理由は切れ味よりもパワーがありスピードを持続させることが得意な俗に言う欧州型の台頭が目につきますが、かと言って昨年は母父ディープが上位独占していますので、コテコテの欧州血統ではキツイです。
プラス材料としてはキングマンボの血、もっというとキンカメはこの時期のタフなコースに滅法強いので、是非狙い目に入れたいですね。
今年は⑪ヴィアメントと⑫スカイグルーヴが該当します。
つらつらと考察してきましたが、このレースは1番人気のスカイグルーヴの取捨選択にありますよね。
結論から言うと、私は買います。これまで東京で強い勝ち方をした牝馬がかなりの勢いで敗北して、不安もありますがバッサリ切ることはどうしてもできません。
それは、東京芝2000mの新馬戦を勝った牝馬をこのレースに使う意味ですよね。
コントレイルが勝ったホープフルSの時にも述べましたが、チャレンジさせるだけの素質を持った馬なんでしょう。
ここで強い勝ち方をすれば、またクラシック直行となりかねないので複雑ではありますが、順調にいけば今年のオークス馬と見ている馬ですので、心情的にも頑張ってもらいたいですし、ルメール鞍上ということですから、ノーザンファームも本気だと思います。
では京成杯の買い目です。
馬連:④⑧⑫BOX
3連複:⑥⑧⑫-①⑤⑪
ロールオブサンダー、ヒュッゲ、スカイグルーヴを軸にして人気薄の未勝利戦を勝ち上がった馬達(クリスタルブラック、キングオブドラゴン、ヴィアメント)と絡めて3連系の馬券を買います。
ロールオブサンダーは前走、厳しい流れを踏みとどまって重賞レースを3着にしたことと、テンがそこそこ早く恐らくハナを切ることが出来そうな点を評価しました。個人的に松山騎手は好きですし。
ヒュッゲは事実上の本命馬です。馬券内ということであれば最も信頼度が高いんではないでしょうか。少なくとも大崩れする心配は少ないかと。
陣営サイドからは今回は逃げに拘らないというコメントもありましたし、キッチリ賞金を加算するような乗り方になると思われます。
スカイグルーヴは前述した通り、私の今年のオークス馬と早くも思っていますので通過点として欲しいですが、大外に入ったことは間違いなくマイナス材料だと思います。
陣営のコメントでは逃げて勝ちたくなかったとハッキリ言っていますので、今回は控えると思うのです。そこへきて大外となると前に壁が作れず折り合いを欠き、凡走する危険も秘めているので、単勝での勝負は控えることにしました。
穴馬の中からは特にクリスタルブラックに期待しています。
前走の新馬戦の勝ち方はやや強引であったものの中々良かったと思います。
今回、フルゲートになるのであれば1枠1番が仇となると考え消したと思いますが、12頭と比較的少なめに済みましたので、前走のようなレースでも3着ならありそうです。
明日(日曜日)の午前中までには日経新春杯の予想もアップするので、ぜひご覧になってください。
ではまた!