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中村医師のアフガニスタンでの悲劇について

このブログで時事ネタは書かないつもりでしたが、個人的に大きな衝撃を受けたので思うところを書きます。

 

私が中村さんを知ったのはそれこそ何十年前になるか分かりませんが、あるテレビの番組でした。中村さんの活動を密着取材されていて、食い入るようにその番組を見たのを覚えています。

世の中にはこういう人がいるんだと、それが同じ日本人であるっていう共通項だけで、何か誇らしい気持ちになったのを記憶しています。

それからも数度テレビでそのご活躍を拝見する度に、尊敬の念と無事に活動をし続けられるようにお祈りしていました。

 

今回の悲劇の第一報を知ったのは仕事中、何気なくYahoo!のトップページを開いたときに「中村医師アフガニスタンで負傷」という衝撃的な記事でした。あまりにも不意に目に飛び込んできたため、その場で固まってしまいました。心配になり記事を読み進めると命に別状はなしと書いてありホッとしながらもまた仕事に戻りました。

 

しかし、数分後、やはり気になるもので、今度は「無事であった」という続報を探すためにYahoo!のトップページを開きました。

そうすると目を疑いたくなるような「死亡」の2文字。

先ほどと同様に不意ではありましたが、その記事を目にした瞬間、何かの間違いで誤報であってくれ、やはりそうなってしまったかとか、とにかく私の思考回路は混乱し停止してしまいました。とにかくその事実が信じられませんでした。

 

これまでの報道内容を精査すると犯行声明をだした犯罪組織はなく、目撃者は多数いるものの、犯人グループは特定されていない。

今のところ計画的な犯行である線が強く、中村医師と認識した上での犯行ということ。

つまり、襲撃され死亡したという事実のみで、それ以外は何も分かっていません。

 

今後、どこまでこの事件の真相に迫れるか、また犯人を特定・拿捕できるかは分かりませんが、アフガニスタン政府がどの国に依頼されるでもなく犯人特定と拿捕に努めていただきたいというのが率直な意見です。

自分の国のため言ってしまえば、全く関係のない外国人がこれまで何十年に渡り、見返りも求めずアフガンが自活できる道を模索され、その人生をかけてまで活動していた大功労者です。大統領からも勲章を授与されていましたよね。

私のように言う(書く)のは簡単で誰にでもできますが、実際に現地に赴き命をかけ活動する、そしてそれを継続する意志の強さ。これは中村さんだから出来たことです。

 

今回の事件、他国の力による外圧で解決することは恐らく、中村さんも望んではいないでしょう。さらなる悲劇を生むことは容易に想像できますし、他国が干渉することはそもそもできないでしょうから。しかしだからと言って喪に服すだけではいけないと思います。

是非、アフガニスタン政府には誰にでもできる声明をだすことだけではなく、二度とこのような悲劇を生ませないという強い意思と行動をとって欲しいと思います。

何年・何十年かかっても、、、。中村さんがアフガニスタンでそうしてきたように。

 

 

謹んでご冥福をお祈りいたします。