第34回 根岸ステークス予想
ども、こんにちはえーすけです。
新型コロナウイルスで大変な状況ですが、こんな時こそ週末は引きこもって競馬です笑。
早速ですが、根岸ステークスの出走表が確定しましたので、現時点での有力馬を書いていきたいと思います。
まずは前回のおさらい、過去5年の成績です。まだお読みでない方はぜひご覧ください。
昨年の覇者、そして1番人気想定のコパノキッキングは3枠5番、ダート初挑戦の安田記念馬モズアスコットは6枠11番にはいりました。(テーオー軍団の兄弟馬が1枠に仲良くはいりました。何か気になる笑)
今回の出走表は前走の内容が分かりやすいように編集しました。
過去5年の記事で取り上げたように、上がり順位などがとても重要だからです。
前走が芝のレースだったモズアスコットは判断できませんので、それ以外の15頭でこのレースに向く脚質の馬からいきたいと思っています。
■初ダートのモズアスコットの取捨選択
まずそのモズアスコットですが、結論から言うと今回は見送ります。
今回は次走のフェブラリーステークスの試走であることは明白であり、また賞金的にも十分足りていますので、まだ本調子には至らないと判断しています。
実際に鞍上のルメール騎手、矢作調教師も「まだ太い、使ってよくなるタイプ」といったネガティブなコメントが多くなっています。
勿論そのまま信じる訳ではないですが、この馬は安田記念を連闘で勝ったように使ってよくなるタイプというのは間違いありません。
マイルCS以来、天気も晴れ予想であり、パサパサのダートではいきなりはないと思います。ここは次走で狙えるかを判断するレースです。
■前走の内容から(ステップレース、上がり、通過順位)
・ステップレース
すばるステークス:6頭 チャンピオンズカップ:2頭 カペラステークス:2頭
霜月ステークス:2頭 マイルCS・兵庫ゴールドトロフィー・ジャニュアリーS・ギャラクシーS:1頭 といった構成になっています。
すばるステークス
過去5年ですばるステークス組から馬券に絡んだ馬はいませんが、そもそもこのレースの開催時期が関係しています。(2016年までは2月開催、2017~19年は1月の4週目、今年は3週目)
まず、強調しておきたいのは今年のすばるステークスの勝ちタイムは1:24.6と非常に遅い決着だったこと。過去20年まで遡って調べましたが、すばるステークス史上最も遅い決着となりました。
勝利したダノンフェイスは前々走の武蔵野ステークスで3着していますが、正直積極的に買い目に入れづらいですね。
上りタイムも1(ダノン)・3着(アヴァロン)が35.8秒で2位、1位は4着のアードラーで35.7秒ということでプラス材料となる要素が少ないかな。
過去5年馬券対象の15頭中5頭がチャンピオンズカップ組。
好走の要因は「ワンターン競馬に変わることで浮上する馬」ということです。
代表は2018年に勝ったノンコノユメです。前走チャンピオンズカップを9着と大敗後、ワンターンである同レースに出走し6番人気と低評価ながらも見事巻き返して1着。
ワンダーリーデル
前々走の武蔵野ステークスは9番人気ながらも上がり35.0の末脚が炸裂して1着。
次走のチャンピオンズカップではコーナーが4つある中京の1800mが向かず上り35.5秒の末脚も届かず11着と大惨敗しました。
間違いなく今回の方がこの馬には向いていますので、巻き返しは必至だと思います。
ワイドファラオ
こちらも近2走はコーナー4つの競馬。その前のユニコーンステークス(東京ダ1600m)ではNHKマイルCの9着大敗から巻き返し、快勝しています。
ただ気がかりなのはその脚質です。重賞2勝と実績上位ですが、勝った2レース(ニュージーランドT、ユニコーンS)とも逃げを打ってのもの。
今回も逃げられるかも知れませんが、東京ダート1400mは1600mと違ってダートスタートです。しかも前回の記事でも書いたようにいきなり100mの下り坂が待っており、逃げ馬にはツライコース設計。
どちらにしても、今回は割引きかなと考えています。好きな馬なので頑張って欲しいんですがね。
コパノキッキング
連覇のかかるコパノキッキングは今年もマーフィー騎手で挑みます。
去年は柴田大知騎手でカペラステークスを勝って、マーフィー騎手で1着。今年は藤田菜七子騎手でカペラステークスを勝って、マーフィー騎手に乗り替わりとなっており、ここも陣営の本気度が伺えます。ちなみにマーフィー騎手は2月2日、つまりこの日を最後に帰ってしまいます。同日の12Rにも乗鞍がありますから、このレースが最後って訳ではないですが、レーン騎手のように帰る間際にもしっかりと稼いで帰るような気がしてなりません笑。
一応、気になる点としては昨年と臨戦過程は同じものの、背負う斤量と位置取り、上りタイムに差があることでしょうか。
昨年のカペラでは14番手を追走、上り34.9秒の末脚を繰り出し1着。今年は4番手を追走、上り35.8秒でした。もちろん前に付けてる訳ですから、上りタイムが遅くなるのは当然なのですが、根岸ステークスは後方から差し・追込みを図る馬に分があるのは何度も書いている通り。
徐々にスプリンターとして開花している感もありますので、絶対の軸には推せないかな。ただ、有力候補であることは間違いありません。
ちなみに斤量は58キロと前走でクリアしていますので、大丈夫だと思っています。
テーオージーニアス
前走は買ったコパノに遅れること0.4秒の2着。上り35.4秒は同レース3位でした。この馬以外は道中、前目に付けていた馬達ですので価値ある2着だと思います。
ただ、こちらも兄同様1200mに良績が集中しています。というか19戦して実に12回が1200m。1400mは過去4戦して5着が3回と掲示板止まりとなっています。しかも掲示板を外した1回が東京ダート1400mの麦秋ステークス(11着)父がゴールドアリュールなので、一見こなせそうなんですけどね。これでは買えません。
■霜月ステークス
根岸ステークスと同じ東京ダ1400m。
このレースを勝ち上がってきたのがダート路線に転向後、9戦して未だ馬券外になったことのないミッキーワイルド。
主戦を務めてきた北村友騎手が騎乗停止中ということでデムーロ騎手へ乗り替わりとなりましたが、4走前にデムーロ騎手騎乗で勝っていますので、何ら問題はなさそうです。この馬は中団好位追走からて35秒中盤くらいの末脚で上位にきています。もう一つ爆発力に欠けるものの、安定性という意味では信頼しても良さそうです。
今回もこのメンバーなら上位の一角を担うのではないでしょうか。
ドリームキラリ
今回大外となりましたが、この馬がハナを奪いそうです。良いペースメーカーになってくれることを願いつつバッサリと切ります笑。
その他、カフジテイク・ノボバカラに往年の力はなく消し、サングラスは何も言わず消し笑。
これまでの予想をまとめると有力馬は以下の3頭ということになります。
コパノキッキング、ミッキーワイルド、ワンダーリーデル
これだけでは面白くありませんので、やっぱり一発のある穴馬を探しだしたいということで分析した結果。
私が穴馬候補として目をつけた馬はスマートアヴァロンです!
7番人気想定なので、大穴で大儲け!なんて感じではありませんが。。。
8歳36戦目にして初の重賞挑戦ですが、老いてますます盛ん!
3走前の霜月ステークスではミッキーワイルドとタイム差なしの2着とコース適性も問題なし。その時の上り35.3秒は同レースで1番。
一発あるならこういう馬かなというとで、買い目に入れていきたいと思います。
コパノキッキング、ミッキーワイルド、ワンダーリーデル、スマートアヴァロン
ワンダーリーデル、スマートアヴァロンの両方が馬券に絡めば、配当的にも相当おいしそうな感じです!
ではまた!
第34回 根岸ステークス過去5年成績
GⅠフェブラリーステークスの前哨戦です。
久しぶりの東京開催ですので、ここは張り切って予想を組み立てたいですね。
このレースとの相性はそこそこです笑。
一昨年はノンコノユメで良い思いをさせてもらいました。
今年に入り馬券の調子が上がってきていませんので、しっかりと分析します!!!
■ミスプロ系強し!
ダート短距離ですので、今更ながらの情報ですがそれでも如実に傾向が出ていますので
やはり無視はできません。
今回の人気ところでもこの血を保有していない馬もいますので、それだけでも軽視できるくらいです。
■栗東調教馬強し!
過去5年で馬券になった15頭中14頭が栗東調教馬。
13頭が1週前or最終追い切りが栗東の坂路で仕上げてきた馬達です。
例外は昨年のコパノキッキングと一昨年のノンコノユメだけです。
出走馬が確定したら、人気に関わらず該当馬をピックアップしていきます。
■後方からの差し・追込み強し
東京ダート1400mのコース形態上(最初の100mが下り坂)前半が早くなり後方からの差し・追込み決着が多くなる傾向にあります。
また、勝ち馬・好走馬は前走での上りが上位にあることが多く、一つの目安になりそうです。
血統・調教過程を見て前走の状況をチェックすることで勝ち馬、好走馬にたどり着けそうです。
根岸は上記3つのポイントを抑えつつ、出走予定馬の近走をしっかりとチェックして予想を組み立てます。
このままでは終わらんよ!
ではまた!
AJCCと東海Sの結果、そして反省
■AJCC
■東海S
私はAJCCのみ、予想を上げていました。
結果はブラストワンピースとステイフーリッシュの馬連のみ的中となりました。
スティッフェリオを本命に推していましたが、当日のブラストの状態を見て勝負になると思い、2頭軸で馬券を購入したのが功を奏しました。
しかし、スティッフェリオを購入した分があるため、収支はほぼトントン。。。
負けに等しい内容です。
■AJCC回顧
レースは大方の予想通り⑤スティッフェリオがハナを楽に奪い、ほぼ単騎逃げの形。2番手には2着したステイフーリッシュが付け、ブラストワンピースも4番手と楽に前につけました。1000mの通過ラップが1:02.4と馬場を考慮してもスローな展開。この時点で、スティッフェリオを中心に据えている私としては「ヨシ!ヨシ!」な展開笑。しかし、3角手前でマイネルフロストが捲る形で仕掛け、徐々にラップが上がっていきました。
そして、4角手前でマイネルフロストに故障発生。※この後、予後不良となりました。ご冥福をお祈りします。
その後ろからブラストワンピースが内に切れ込む形で進出、ステイフーリッシュはさらに内を突き、最後の直線へ。この時点でその外を回ったスティッフェリオの脚色は早くも鈍っていました。何もコーナーであんなにも外を回らなくても良いのに。。。
あとはブラストワンピースとステイフーリッシュの追い比べ、ゴール前にキッチリかわしてブラストの完勝となりました。3着には後方からラストドラフトが突っ込んできました。
終わってみれば、ここでは格の違いを見せつけブラストワンピースがGⅠ馬の貫禄を見せつけた格好となりましたが、騎手の腕の違いが結果に直結することが改めて如実に出ましたね。リーディングを争う2人の騎手の位置取りとコース選択は本当に素晴らしいと思いました。
力のいる馬場ではブラストは現役屈指の馬ですね。この後のGⅠ戦線ではしっかりと頭にいれておかなければいけません。デキも7~8割程度だったでしょうから。今年もさらなる飛躍が期待されます。
ちなみに私が穴馬に推奨したサトノクロニクルは5着と掲示板にはのってくれました。
久々プラス苦手な馬場状態でも力を示してくれましたので、今後に期待です。
しかし、2020年になってから特に馬券が当たらない・・・。
う~ん、予想スタイルは変えていないのですが、原因が分からない。
来週は根岸SとシルクロードSがありますが、これ!という馬がいない場合は見送ろうかな。いやいや逃げちゃだめだ!!!
また仕事の合間に研究を重ねて必ずや復活するぞ!!!
ではまた!
第61回 AJCC予想!と先週の結果
更新ができない日々が続きましたが、今日から元気に再開したいと思います。
まずは先週の重賞2レースの結果から。
■京成杯
穴馬で推奨した①クリスタルブラックが快勝しました。
しかし、馬券は3着付けで予想していたため、3連複のみの購入となり
3着に入線した⑦ディアスティマが抜けていたため、残念ながらハズレ・・・。
スカイグルーヴが直線抜け出し、クリスタルブラックが追いかけてきた辺りでは「ヨシ!ヨシ!」とほくそ笑んでいましたが、、、。
クリスタルブラックを予想できてたなら、このレースは当てなければいけませんね。
結構落ち込みました笑。
続いて日経新春杯。
こちらは本命に推していた②レッドジェニアルがスタートで出足が付かず、後方からの競馬。直線伸びてはいるものの、レースラップも非常に緩やかな展開となり、7着と大敗。
これでは馬券も当たるはずもなく、2連敗となりました。
道中、もう少し動きが欲しかったですが、名手武豊の判断なので、致し方なしですね。
いや~競馬って難しい笑。改めてそう思いました。
では気を取り直してAJCCの予想です。
第61回 アメリカンジョッキークラブカップ(GⅡ)中山芝2200m
全12頭とGⅡにしてはやや少なめな出走頭数となりました。
出走表を見てパッと目に付くのが、今や当たり前の風景となってきたノーザンファーム生産馬の多いこと。
そして、人気の中心2頭ともノーザンファーム生産馬のミッキースワローとブラストワンピース。今年もノーザンファーム生産馬で決まりかな?(シンプルに6頭の馬連BOXでもいい気がする笑。)
あと気になるのは社台ファーム生産馬ですよね。3頭が出走しますが、いずれも人気上位になりそうです。特にノーザンファームのエース騎手であるルメールがステイフーリッシュで騎乗。実績だけを見ると、ここでは足りない気もしますが一発は秘めているため要警戒といったところ。
そして、このレースは中山の重賞での良績が好走するための重要なファクターですが、今回、人気上位の馬は条件を満たしています。
ブラストワンピースはGⅠ有馬記念、ミッキースワローはGⅡセントライト記念、ラストドラフトはGⅢの京成杯、スティッフェリオはGⅡオールカマーをそれぞれ勝っていて、さらに悩ましくさせてくれます。
正直、難しいレースとなりそうですが、ここは腹を決めてある馬から一発を狙っていきたいと思っています。
参考に過去5年の成績もご覧ください。
過去5年では1番人気馬の勝利はなし。
ちなみに、1番人気が着外に飛んだケースは下記2回。
2015年:ゴールドシップ・・・7着
2016年:サトノラーゼン・・・10着
それまでにGⅠ5勝していて、前走有馬記念も凱旋門賞帰りにも関わらず3着と好走していました。
その中でのまさかの敗戦。当時、敗因は色々と言われましたが、自身の体重が516キロと生涯で最も重かったことから、仕上がり不足が原因だと思われます。
サトノラーゼンは単勝4.4倍。勝ったディサイファが2番人気で5.0倍でしたから、オッズ上でも大混戦の模様の中、押し出される形での1番人気でした。
ラーゼンはそれまでにGⅠ勝ちはなかったものの、京都新聞杯(GⅡ)を勝利後、日本ダービーでドゥラメンテの2着、前走の菊花賞では3番人気に推されながらも、結果5着となっていました。
ちなみにこちらも馬体重が生涯最高の466キロとなっており、やはり仕上がりに不安があったのか。※ラーゼンはこの後、重賞で好成績を残すことなく引退したので、単に3歳の春がピークで下降線の中にあったと考えられる。
今回、1番人気に想定されているのはミッキースワローorブラストワンピースですが、両馬とも追いきりの情報ではやや軽めに見えましたので、当日の馬体重のチェックは欠かせないと思います。簡単に言うと、凡走もありえることになります。
特にブラストワンピースは当日の馬体重には十分注意が必要です。
■買い目
当日の馬場状態を見てから最終判断はしたいところですが、現時点では⑤スティッフェリオを本命に推したいと思っています。
上記した通り、同舞台であるオールカマーでミッキースワローに勝っていること、また今回も単騎逃げが見込めるメンバー構成なので、この馬に有利な流れになりそうです。
ただ、勝ち切るのはどうかなと。馬券の軸には最適ですのでこの馬を軸に色々な馬に絡めて馬券を構成していきたいと思います。
相手には人気の一角③ミッキースワロー、中山巧者、紅一点の①ウラヌスチャーム、ルメールの一発が怖い⑩ステイフーリッシュ、あとは自力上位、久々出走の⑫サトノクロニクル。ブラストワンピースは当日の馬体重がポイントですので、見てから判断したいと思います。
相手の中で本命にはできませんでしたが、ノーザンファーム生産馬で久々に重賞出走となる⑫サトノクロニクルに特に期待しています。
馬券の組み合わせ次第では、高配当も狙えそうなのでここらでこれまでの負けを一気に取り返したいと願っています。
ではまた!
第67回 日経新春杯 予想!
レース当日の13時に記事を書いています。
今日はこれまで2レースに賭けて何とか2レースともプラスできています。
この流れを継続できるよう頑張りたいところ。
日経新春杯は伝統のハンデ戦。馬券は難しそうですが、今年は中心視できる馬がいますので、そこから少し穴っぽいところに流していきたいと思います。
過去5年の成績をまとめた記事をまだの方は先にご覧ください。
今回は結論から!本命は②レッドジェニアルです。
京都新聞杯でのちのダービー馬ロジャーバローズを破って勝利しています。
前走の菊花賞でも6着と健闘しましたし、ここでは実績上位。鞍上も京都の神!武豊ですから素直にこの馬中心でいきます。
相手は①メロディーレーン、③マスターコード、④レッドレオン、⑦タイセイトレイル。
ハンデ戦にも関わらず、果敢に買い目を絞って参戦したいと思っています。
■買い目
馬連:②-①③④⑦
3連複:②一頭軸-①③④⑦
ではまた!
第60回 京成杯 予想!
最近、すこぶる馬券の調子が悪いえーすけです。
ここらで悪い流れを変えるためにも、是が非でも的中させたいところです。
仕事がなかなか忙しく競馬のデータ取りに時間を割けなくて困っていますが、何とかまとまりましたので、平場のレースでも推奨馬を今後は挙げられるかなと思っています。
では、早速京成杯の考察にはいっていきます。
まず過去3年の京成杯成績です。
これまで過去5年の成績を載せていましたが、今回は3年にしました。忙しくてさぼった訳ではございません。遡ってもほぼ傾向は変わりませんでしたので、割愛した感じです。
まず京成杯はクラシック第一弾の皐月賞と同舞台であるにも関わらず、その関連性はそこまで高くありません。
京成杯の勝ち馬でその後クラシックを勝利した馬は2010年のエイシンフラッシュまで遡ります。(エイシンフラッシュはこの後、皐月賞3着、ダービー1着)
その後は一昨年の京成杯馬、ジェネラーレウーノが皐月賞を3着となっています。
やはりこの時期の中山芝2000mはタフですから、クラシックを目指す馬達には基本的に敬遠されがちです。
しかも、京成杯と同条件である、ホープフルSがGⅠに昇格したことにより、益々その傾向は高まるとは思います。
さて、前置きはこの辺りまでにして、詳細をみていきます。
■前走
昨年、ラストドラフトが新馬戦勝ちから、このレースに挑み勝利しました。
しかし、新馬戦勝ちをした馬が過去このレースを制したのは同馬だけであり、そこらへんが想定1番人気のスカイグルーヴを疑問視する理由の一つにもなっているようです。
葉牡丹賞連対馬が17・18年と2年連続(コマノインパルス、ジェネラーレウーノ)同レースを制しているように、この舞台を経験しているのは大きなプラス材料となることは間違いありません。(昨年も葉牡丹賞2着のランフォザローゼスが2着)
しかし、今年は葉牡丹賞組が1頭も出走していません。
その代わりエリカ賞組(阪神芝2000m)が3頭も出走してきており、特に勝利したヒュッゲには注目です。
エリカ賞勝ち馬は15年のベルーフが京成杯を制しているように、ゴール前に急坂がある阪神芝2000mの特別戦を勝っていることは素直に評価していいと思います。
■人気別
1番人気の馬が17・18年と2連覇。昨年は馬券外でしたが4着と健闘しているように、信頼度は高めといったところ。
しかし、新馬・未勝利戦を勝ち上がった馬が人気薄で馬券内に入ることも多くあるので、3連系の馬券を買う方は5番人気以下(2桁人気の馬は消し)の1勝馬を狙ってみる価値があります。
今年は①クリスタルブラック、⑤キングオブドラゴン、⑪ヴィアメントのいずれかが候補です。
■血統
この時期の中山芝2000mらしく、ディープインパクト産駒は過去3年勝ち馬がいません。理由は切れ味よりもパワーがありスピードを持続させることが得意な俗に言う欧州型の台頭が目につきますが、かと言って昨年は母父ディープが上位独占していますので、コテコテの欧州血統ではキツイです。
プラス材料としてはキングマンボの血、もっというとキンカメはこの時期のタフなコースに滅法強いので、是非狙い目に入れたいですね。
今年は⑪ヴィアメントと⑫スカイグルーヴが該当します。
つらつらと考察してきましたが、このレースは1番人気のスカイグルーヴの取捨選択にありますよね。
結論から言うと、私は買います。これまで東京で強い勝ち方をした牝馬がかなりの勢いで敗北して、不安もありますがバッサリ切ることはどうしてもできません。
それは、東京芝2000mの新馬戦を勝った牝馬をこのレースに使う意味ですよね。
コントレイルが勝ったホープフルSの時にも述べましたが、チャレンジさせるだけの素質を持った馬なんでしょう。
ここで強い勝ち方をすれば、またクラシック直行となりかねないので複雑ではありますが、順調にいけば今年のオークス馬と見ている馬ですので、心情的にも頑張ってもらいたいですし、ルメール鞍上ということですから、ノーザンファームも本気だと思います。
では京成杯の買い目です。
馬連:④⑧⑫BOX
3連複:⑥⑧⑫-①⑤⑪
ロールオブサンダー、ヒュッゲ、スカイグルーヴを軸にして人気薄の未勝利戦を勝ち上がった馬達(クリスタルブラック、キングオブドラゴン、ヴィアメント)と絡めて3連系の馬券を買います。
ロールオブサンダーは前走、厳しい流れを踏みとどまって重賞レースを3着にしたことと、テンがそこそこ早く恐らくハナを切ることが出来そうな点を評価しました。個人的に松山騎手は好きですし。
ヒュッゲは事実上の本命馬です。馬券内ということであれば最も信頼度が高いんではないでしょうか。少なくとも大崩れする心配は少ないかと。
陣営サイドからは今回は逃げに拘らないというコメントもありましたし、キッチリ賞金を加算するような乗り方になると思われます。
スカイグルーヴは前述した通り、私の今年のオークス馬と早くも思っていますので通過点として欲しいですが、大外に入ったことは間違いなくマイナス材料だと思います。
陣営のコメントでは逃げて勝ちたくなかったとハッキリ言っていますので、今回は控えると思うのです。そこへきて大外となると前に壁が作れず折り合いを欠き、凡走する危険も秘めているので、単勝での勝負は控えることにしました。
穴馬の中からは特にクリスタルブラックに期待しています。
前走の新馬戦の勝ち方はやや強引であったものの中々良かったと思います。
今回、フルゲートになるのであれば1枠1番が仇となると考え消したと思いますが、12頭と比較的少なめに済みましたので、前走のようなレースでも3着ならありそうです。
明日(日曜日)の午前中までには日経新春杯の予想もアップするので、ぜひご覧になってください。
ではまた!
日経新春杯 予想!過去5年成績
今回は日経新春杯の過去5年の成績から、今年の有力馬をあぶり出していきたいと思います。
■ノーザンファーム強し!!!
上記の表を見ていただければ分かりますが、ノーザンファームのまあ強いこと笑。
馬券内15頭中7頭がノーザンファームの生産馬。(3勝)
今年はアクート、タイセイトレイル、レッドレオンの3頭が出走予定です。
■4歳馬強し!!!
馬券内15頭中6頭、さらに4勝しています。
※2018年は4歳馬の出走自体なかったので、実質100%!!!
4勝の内、2勝が菊花賞出走馬(ミッキーロケット、グローリーヴェイズ)でしたので
ちょっと深掘りしてみました。
下記の表は前年の菊花賞に出走した馬達の成績です。
今年はレッドジェニアル、メロディーレーンの2頭が該当します。
傾向を簡単に括ると、菊花賞で掲示板に載った馬で直行して日経新春杯に挑んだ馬は勝つ!!!
なんですが、レッドジェニアルは6着、メロディーレーンは5着ですが、菊花賞後1走挟んでいてしかも負けていると・・・。
菊花賞の成績がレッドとメロディが逆なら迷わずレッドジェニアル本命なんですが笑。
まあでも5・6着の差が0.1秒しかないですし、レッドジェニアルを本線に推して問題なさそうです。
今日は時間がなくなったので、この辺にしておきます。
明日また更新しますので、ぜひご覧ください。
ではまた!