シンザン記念予想!枠順確定、最終見解
第54回 シンザン記念(GⅢ)京都芝1600m(外回り)
枠順が確定しました。
想定1番人気のルーツドールは8枠9番、2番人気のサンクテュエールは1枠1番にはいりました。
買い目の前にまずは前回記事のおさらいから。
過去5年の成績をまとめています。ぜひこちらもご覧ください。
前回コルテジア、タガノビューティー、プリンスリターン、ルーツドールの4頭を軸にするというお話しにしました。
今回はまた違った視点で有力馬を探っていきたいと思います。
■レース展開
前走4角で先頭集団にいた馬が10頭中7頭もいて、逃げ・先行争いが激化しそう。
10頭立てですから、そこまで乱ペースにはならないと思いますが、それでも例年通り前傾ラップになると思います。
過去5年シンザン記念のラップタイム
2F目が最速ラップになっていて、前傾ラップになっています。
キャリアの浅い馬達なので、このラップタイムにあったレースをこなしてきた馬達が有力候補になってきます。
ルーツドールの新馬戦です。(東京芝1600m)
後傾ラップながらしっかりと2F目が最速ラップになっています。新馬戦ですから前半緩くなるのは当たり前ですしね。良いと思います。
サンクテュエールの前2走のラップタイムです。(アルテミスは東京、新馬は新潟)
両レースともに見事な後傾ラップ。7F目がともに最速ラップとなっています。
シンザン記念の傾向には合いませんね。
ちなみにリアアメリアの阪神ジュベナイルの敗因もこれだと思っています。
さらにちなみに前走が同じ東京だったアーモンドアイのレースラップを参考に。
若干の後傾ラップですが、最速は2F目となっていて能力だけでなく勝つ要素をもっていたということです。
続いてオーマイダーリン。
初戦は後傾ラップのレースで3着。次戦の未勝利では前傾ラップを後方から差し切って勝っています。
今回のレースには合いそうなので、買い目にいれようと思います。
朝日杯も前傾ラップになっていてやはり2F目が最速です。
この流れを経験した2頭は買い目にいれておいた方が良さそうです。
一応2頭の優先順位としてはプリンスリターンを上に取りたいと思っています。
4角で受けた不利は結構大きかったと思っています。正直原田騎手が継続騎乗ってのは心もとないですが、何とか挽回してもらいたい!
コルテンジア
前走のデイリー杯、前々走勝利した未勝利ともに後傾ラップでした。
デイリー杯組がその後不調だったことも踏まえ、今回は消していきます。
最後にちょっと気になるカバジェーロ。
前走1400mからの参戦なので、評価は落としましたが、ラップ面ではどうか検証してみます。
2歳牝馬女王のレシステンシアと比較するのは可哀想ですがコースは違えど2頭の新馬戦の勝ち上がったタイムは全く同じでした(1:22.9)
そして鞍上はともに北村友一騎手。なんか共通点が多く今回もあるかもと思ってしまいます。
お気づきの通り、カバジェーロは後傾ラップを先行して勝っているのに対し、レシステンシアは2走とも前傾ラップを先行して勝っています。ファンタジーSでは大幅にタイムを詰めていますから、大きなところを勝つだけの馬だったということでしょうか。
カバジェーロはまだ1戦なので何とも言えませんが、シンザン記念が距離延長は不利ということを踏まえて思い切って消します。
残ったのは4頭。
ルーツドール、オーマイダーリン、プリンスリターン、タガノビューティー
買い目はオッズ次第ですが、4頭まで絞れたのでワイドや3連単BOXなどいろいろと組み合わせて買ってみます。
ではまた!